業界全体がブラックと言われることもある建設コンサルタント業界ですが、その中でも特にブラックな建設コンサルタントがあるかというお話です。
当社は建設コンサルタントに特化した人材紹介業として、数多くの建設コンサルタント会社とやり取りしておりますし、求職者等からも多くの情報が入ってきます。
その中でも、この会社はブラックだな~と感じるケースについて述べてみます。

その1:無茶な労働を要求する会社
むちゃくちゃな残業をしている会社がいまでもあります。
内部の人に聞くと、繁忙期は残業200時間越え、一番少ないときでも100時間越えの残業をしている会社がありました。
残業200時間越えとなると、月の所定労働時間(22日×8時間で176時間位)以上となるので、毎日終電、土日もフル出勤くらいになります。

 表向きは、「完全週休二日制」と求人しているので、恐ろしい話です。

その2.職務命令の苛烈な会社
「正社員、東京勤務、設計職」と募集しておいて、入社後すぐに僻地の現場監理等に送り込むような会社があります。
雇用条件では、転勤可で同意しているので問題はないのかもしれませんが、採用面談時に知らせず、やるのは悪質です。

また、出向期間を3年と社員と約束し、念書まで書いて、平気でそれを無視するケースもあります。
そういう会社は中途採用者を奴隷のようにみています。

その3.悪質な会社、コンプライアンス的に問題がある会社
 いくら残業しても、暗黙の圧力で社員が残業代をつけないようになっている会社があります。正にブラック企業的な文化です。
 そして、むちゃくちゃな残業を平気でさせていますが、退職者が係争も辞さない覚悟で、会社にアプローチしてくると、すぐに示談で、要求金額以上の金額をポンと渡すので、表に出ないようです。

 人材紹介というのは、紹介先企業様から報酬を受け取って成り立っているのですが、一旦、不採用としておいて、裏で紹介者に連絡して直接雇用しようとする会社が稀にあります。ご紹介者から、社長から裏取引の連絡が来たと、報告があるので気づきます。
 即、ブラックリスト入りですが、まともな建設コンサルタント技術者なら裏取引を持ち掛けてきた会社に入社したい人がいるとは思えません。

 大企業では採用費を各部署で負担するケースがあり、採用予定の各部の社員が、軽い気持ちで裏取引といった不正を行ってしまう事例を聞いています。
 もし、露見したときは、秘密保持違反等のトラブルになる上に、業界でブラックリスト等に入り、今後、人材採用の機会損失が多大なものなる可能性があります。
経営陣は、採用担当部署に任せる場合、コンプライアンスを徹底する必要があるでしょう。

 いくつかブラック事例を挙げて来ましたが、最悪なことに、ブラックな会社は、いくつか挙げたケースにどれも該当したりします。

 根本原因は、社員に対して理不尽な要求や、約束無視といったことを平気でしている会社は、社員自体も、理不尽さに慣れて平気で同様の行為をしてしまうようになるためだと思います。会社全体のモラールが破たんしてしまうんですね。

 こうした会社は、離職者も多く、建設コンサル業種特化で活動している当社に登録する人も多いため、必然的に情報が複数筋から入ってくるのですが、最近は、こうした会社は、接触した時の感触で分かるようにもなりました。
 妙に横柄だったり、いかにもな雰囲気が漂っているものです。

 当社へのご登録者から、他の人材紹介業者から紹介された会社について意見を求められることがあります。

 その中に、今あげたような会社がゴロゴロ混ざっていて、呆れてしまうことがあります。
ブラック企業は離職率が高いので積極的に求人しているからかもしれませんが、結構な大手系の会社もあるので、引っかかってしまいます。

 普通の人材紹介業者は、建設コンサルタント業界知識をほとんど持っていないので仕方がないとは思いますが、みなさんは、変な会社に引っかからないように気を付けましょう。

 当社へお気軽にご相談ください。