大手建設コンサルタントに転職していいなと思った経験談(発注者との対応編)

私の場合、新卒入社で200人くらいの中堅レベルの建設コンサルタント会社に入り、その後30代後半で、大手建設コンサルタントに転職し、その後独立し、いろいろな建設コンサルタント会社と仕事をした経験があります。

新卒入社した会社では、国交省の仕事が多かったのですが、大手でなかったこともあり、やりにくい面もありました。

 初回打ち合わせで、担当職員から、「大手建設コンサルにやって欲しかったのに、どうしてお前の会社が落札したんだ!」と言われたこともあります。初回打ち合わせから、不機嫌、不信感の塊のような担当者と仕事することは、すごくやりにくいものがあります。
まじめに仕事をやっていけば、対応も丁寧になっていくのが普通ですが、こじれると収拾がつかない場合もあり、緊張感があります。

 大手建設コンサルタントでも仕事をした経験でいうと、大手の看板があり最初から発注者の対応も丁寧で、大物行政OBさんが同行した場合などは、事務所長があいさつに来たり、打ち合わせに同席する場合もあります。
行政の発注者が大手建設コンサルタントにやってほしい理由としては、もし失敗した場合、大手であれば「あそこでダメなら仕方がない」と、言い訳になるからのようです。

そのため、大手建設コンサルタントは、業務実施面では精神的に楽な面があります。

ただ、発注担当者もやりにくい面もあるそうで、「○○コンサル(大手)の担当者は言うこと全然聞いてくれない」と嘆かれたこともあります。
建設コンサルタントであるなら、プロとしてどのような発注者でも真摯に対応できるようになりたいものです。
「実るほど頭と垂れる稲穂かな」

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