大手建設コンサルタントに転職していいなと思った経験談(ステータス編)

「大手の名刺を持って仕事をしませんか?」という文句で、他社の人材紹介エージェントはスカウトしているらしいので、この言葉に惹かれる人が結構いるようです。

確かに、名刺交換する時などは、大手企業に勤めている人は、かなり誇らしげに、いわゆる「どや顔」で名刺を出してくる人に何度か会ったことがあります。実際に大手企業に勤めている人で、所属のステータスに満足している人も多いと思います。

 転職先を決める時は、本当は、各個人の長期的なキャリア構成や将来設計を明確にしてから考えていくべきで、ステータスのみの大手志向はあまり勧めませんが、確かにステータス面で得をすることがあります。

 私自身が、最初に勤めた建設コンサル(中堅レベル)が経営破たんし、その後、大手の建設コンサルタントに転職しています。
大手に転職した理由は、マネジメント部門があるのが大手しかなかったためですが、やはりステータス面で得(あるいはいい気分)をすることがあります。
個人的には、周囲の人からの過小評価を感じていた方ですが、私が大手の建設コンサルタントに採用が決まったときの周りの反応は、見るからに悔しそうで、確かに気分は良かったです。だからって何も得することはないですが、痛快さはありました。

  入社後、仕事などで名刺を交換した時なども、一目置いてくれることも多くて得することも度々です。
独立後も元大手建設コンサルタントの肩書も、信用面で得をしているような気がします。
※人脈構築等の面は確実に得をしております。

 結論から言うと、すごく得するというよりは、ステータス面で多少良い気分になれるかな、程度かと思います。
どうしてもそこにこだわりたい人は、ステータスが目的で転職してもよいかと思います。
実際に経験してしまえば、こだわりから解放されるかもしれません。

 建設コンサルタント業界は、マイナー業種であり 大手建設コンサルタントに一目置いてくれるのは、建設コンサルタント業界の人だけです。
普通の一般人は、大手コンサルであっても、ほとんど知りません。

 同じ建設業界でも一般人に認知度もある大手ゼネコンやメーカーの人の持っているステータス感はすごいものがあります。会社のステータスと自己評価が一体化してしまって、根拠のない万能感にあふれたおじさんに、何度か遭遇したことがあります。
みなさんは、大手にいってもステータスにこだわり過ぎないように気を付けましょう。

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こちらの記事も参考にどうぞ「大手建設コンサルタントに転職していいなと思った経験談(職務内容、キャリア編)」