大手建設コンサルタントの40代、50代の中途採用が増えてきた件

最近、当社紹介ケースにおいて大手建設コンサルタントにおいて40代、50代、場合によっては60代の中途採用も受け入れるケースが増えて来ました。

 建設コンサルタント業界においては、元々、中堅以下の企業は、40代50代の人材採用に対する間口は広い会社があったのですが、その流れが大手建設コンサルタントにも広がってきていると感じています。
※最近は、60代の中途採用に800万以上の年収を提示する大手企業のケースも出てきて、驚いています。

 理由を以下に整理すると

企業側の事情は

多くの大手コンサルにおいては、年功序列的な雇用体系を維持しており、また構成員のステータス意識も強く、40代、50代の人材を中途採用することは、心理的な抵抗があります。
一方で、建設コンサルタント業界の市場は、現状では需要過多の状況であり、技術も信用もある企業では、仕事はたくさんあるものの、人材不足により受注できない機会損失が発生しています。
 しかし、新卒採用しても、育てるのに時間もかかる上に、多くが一人前になる前に退職してしまいます。
 また、即戦力になる30代の若手の獲得も難しいのが現状です。

 そうやっている間にも受注機会を失して日々、機会損失が発生している状況です。
今後建設コンサルタント市場が大きく縮小することは考えられず、こうした機会損失の蓄積は将来の経営に大きなダメージとなる恐れがあります。

こうした社会情勢の変化を考えると、企業の発展のためには、大手建設コンサルタント企業においても中高年の中途採用を受け入れざる得ない状況になってきています。
また、60代後半でも現役レベルで頑張る人材も年々増大しており、多くの経験を積んだ貢献意欲も業務能力も大変高い人材も増えています。
企業側としては、60代後半まで会社で利益貢献してくれる人材なら、50代で採用しても、20年近く活躍していただける訳で、費用対効果の高い選択になってきています。

求職者側の事情は

社会情勢を考えると、現在の50代以下の年代の将来は、平均寿命は90代、年金支給開始は70代、支給額も僅かになることは明白であり、少なくとも70代までのキャリアプランを考える必要があります。
70代まで現役で働かなければならないとすると、コンサルタント技術者のキャリアは50歳くらいで、ようやく折り返し地点を過ぎたことになります。
50歳でキャリアの折り返し地点と考えれば40代、50代からでもまだまだ新たな挑戦ができるということです。

 当社としては、これまでは、40代50代の大手建設コンサルタントへの転職は、キャリアプラン的にお勧めはしておりませんでした。
 理由は年功序列的な風土が強い組織では、中途採用者の扱いが良くない場合も多いからです。
 しかし、大手建設コンサルタントへの転職事例が増大しており、今後は、そうした風潮も改善されていくと思われます。

 40代50代からの大手コンサル転職もキャリアプランとして十分ありになってきています。

まとめ

 建設技術者のキャリアが70代まで広がったということは、様々な経験を積む機会も増えてきたと思います。
 例えば、10年スパン位で様々な企業や分野を経験することもできるでしょう。
 いろいろ経験できるということは、多くの成長の機会に恵まれるとともに自分に最もあった会社や専門分野、あるいは働き方を見つけやすくなるということです。

個人的には、エンジニアというのは、技術のプロ、社会(顧客や会社)に価値(エンジリアリング)を提供しその報酬を受け取るものだと考えています。
常に技術を磨いて、実力で勝負し、組織に縛られず自由に活動して成果に応じた報酬を受け取るというプロ志向が最も幸福度が高いと考えています。

 現状は、中高年採用を始めた大手企業はまだ一部ではありますが、今後は、より人材の流動性が高まり、オープンな業界になっていくでしょう。

つまり、建設技術者は、技術のプロとして本来の姿、選択肢が増えて、自由度が高い世界が広がってきています。

今後は、積極的に40代、50代の大手企業への人材紹介実績を拡大し、プロ志向の人材のキャリアアップのお手伝いをしていきたいと思っています。


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