建設コンサルタントで転職して後悔している人は少ない説

これまで、数多くの建設コンサルタントの人と話をしております。建設コンサルタント業界で、転職したことを後悔していると明言している人は、ほとんど見たことありません。

同じ建設関連業界でも、大手ゼネコンやメーカー等の出身の人で、転職を後悔している人は何人か見たことあります。
大手のゼネコンやメーカーともなれば、知名度、ステータスもあり、社宅等がタワーマンションだったり福利厚生もすごいものがあります。
しかし、一度、外に出てしまえば、元大手の肩書も、周りはちやほやしてくれませんし、もう同等の条件の大手に戻ることは難しいです。
建設技術者の需要はあるのですが、大手クラスは人材の流動性が少ないのが現状です。
「あの時辞めなければ今頃は」なんて話は何度か聞きました。

 一方で建設コンサルタント技術者は、圧倒的につぶしが利きます。
行政から受注して業務を回すという職務自体は、どこの会社も基本的に一緒であり、業務を実施する能力(その保証として実績や資格)があれば、何歳であっても転職先はありますし、例え50代後半であっても好条件の求人があります。

 建設コンサルタントの技術者の大部分は、現状と同等、場合によっては現状より大幅アップの条件で転職することができる可能性があります。
※知人の紹介とか、単独では難しいかもしれませんが。

(こちらの記事も参考にどうぞ「他の建設コンサルタントに転職後、むやみに知人を自分の会社に誘うべきではない」)

 建設コンサルタントで転職して後悔している人が少ない理由ですが、圧倒的につぶしが利く点だと思います。嫌だったら辞めて他にいくという選択肢のハードルは低いです。
複数回転職をしている人も結構多いですが、仮に転職して気に入らなかったら、また転職すればよいのですから、最終的には、ある程度の満足レベルに落ち着く可能性が高いと思います。

 人間関係に悩んでいる人も、人材流動性が高い業界ですので、中途採用比率が高い会社などは人間関係はドライであっさりしていて過ごしやすいケースもあります。

また、中堅でも大手に負けない難しい業務機会や年収もある会社もありますし、地場や中堅レベルにいって経営幹部になった人もいます。

転職するか悩んでいる人の参考になれば幸いです。

(こちらの記事も参考にどうぞ「建設コンサルタント業界では知人から誘われて転職する人が多い」)

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