日本の未来の姿はどうなるか【明るい?】

  日本の現状、30年間ゼロ成長(世界経済は3倍以上成長)、年々進む少子高齢化、世界から負け続ける日本の将来に不安を覚える人も多いと思います。

 今のままでは、日本は経済的には、衰退し続けることは、間違いないと思います。

 では、未来の日本の姿は、どのようなものなのでしょうか?

 個人的には、日本は明るい未来があると思っています。(意外でしょ?)

 そこで、このままいった場合の日本の未来の姿について考察してみたいと思います。

 ※インフラ分野のビジネスチャンスについても後半で述べます。

経済的には没落が進む可能性が高い

 今の「世界の中の日本」の状況を簡単に例えると、プロ野球の球団の中で、1チームだけメンバーシップ型の雇用形態のチームがある状況です。

 新卒採用、終身雇用、年功序列で、大活躍した若手選手の年収は400万、ダメなベテランもクビになりませんし給与は、毎年、少しづつ上がります。

 35歳までは選手、36歳からはコーチや管理スタッフをジョブローテーションし、うまく行けば60代で監督になれます。監督になれば年収1000万も夢じゃありません。

 さらに、監督を辞める時は、次の監督を指名し、自分は名誉監督になり70代まで居座ります。

 そうなれば、有能な選手はみんな逃げて、残った選手は、やる気もなく、不満も抱えながらも、表向きは、ハードワークと球団への忠誠をアピールしながら一生組織に依存し続ける道を選ぶでしょう。

 自称実力主義、欧米の最新トレーニング理論を取り入れても「やってる感」を出すだけで、何の意味もありません。

 「絆、俺たちは家族、みんなで力を合わせて頑張ろう」と唱えながら、チームはどんどんじり貧になることは容易に想像が付きます。

 でも、他チームと同様のシステムにしようとしたら、猛反発が起こるので、もう誰にも、どうにもできません。

 これが「世界の中の日本」の状況です。

 もう、自力で変革が出来るとは思えません。

 今後も、人口も急減少、高齢者だらけ、財政余力は年々減少し、経済的には、どんどん没落していくにもかかわらず、社会の仕組みは、変われない状況が続くでしょう。

 つまり、どんどん貧しくなっていきます。低所得層ほど、その影響が大きいはずです。

 一方、外国から見ると、日本は、とても安い国(良い意味で)に映るようになるでしょう。※もう既になっています。

社会を変える要因【技術革新】

 日本は、自浄的に社会構造を変革できる可能性は低いですが、社会構造は外部環境の変化によっても変わります。

 その中の一つに、技術革新があります。

 現代の経営は、研究開発投資こそが将来の利益の源泉であり、米国、中国は、日本の100倍以上は研究開発投資をしているはずで、超イノベーションの時代になっています。

 IT分野の進歩は、皆さん実感があると思いますが、今後は、あらゆる分野において飛躍的な機能の新技術・新商品が登場し、世界を変えていくでしょう。

 では、日本人の生活が、技術革新により、今後どのように影響を受けるのか代表的なものを考察します。

①電力エネルギー関連:電気代は安くなる。エネルギー自給率が上がる

 電力分野は、多様な発電施設(火力、水力、原子力、再生エネ)→送電(消費地へ)→配電→消費者という巨大なシステム(スマートグリッド)で構成されています。

 日本は、巨大な地域独占企業(実質役所)が発電~配電、消費者までのシステムを支配しているため、競争原理が働かず、融通が利かず高コスト構造になりがちです。

 大規模風力や地熱など将来有望な発電技術も、この仕組みの中に組み込まれる限りは有望なものになり得ないでしょう。

 既存システムに関係ないやり方として、自家発電、オフグリッドというものがあります。

 これは、個人レベルでの発電→消費というシンプルな構造で中間コストがありません。

 現在、太陽電池と蓄電池は飛躍的に進化しており、屋根設置(数十㎡)のパネルと蓄電池のセットで、家庭で電力自給が可能で、電気代が半額程度になるケースもあるみたいです。

 今後もイノベーションが進み、更なる性能アップ、コストダウンがますます進んでいくでしょう。

 現在もZEH(ゼロエネルギー住宅)を国交省が推進しておりますが、今後は、各家庭、近隣共有、商業施設、オフィス等で低コストなエネルギー自給が進み、家庭の電気代負担は大幅に軽減されると思われます。

 オフグリッド・自家発電は、災害時に強く、今後も震災等をきっかけに爆発的に普及が進む可能性もあります。

 一方、全体電力需要の大きな割合を占める家庭やオフィス・商業施設がオフグリッド化し既存の電力システムから独立・離脱してしまうと、既存システムを維持するためにコストがかさみ、公共電気料金は、値上せざる得ません。するとますますオフグリッド化が進む状況になり、将来、電力会社は苦境に立つと思われます。

②食料事情:食費は安くなる。自給率は上がる

 現在、世界の農業生産はカロリーベースでは全世界の人を養う十分な量があります。食料危機が生じる理由は、配分の問題と、もう一つは食肉生産によるものです。

牛肉1kgを作るには11kgの飼料が必要とされ、食料需要を圧迫しています。

 そこで、注目されているのが「植物肉」です。

 「通常の食肉」と「植物肉」のサプライチェーンを比較してみると以下になります。

 【通常の食肉】:農業(大豆、トウモロコシ)→ 飼料加工 → 畜産 → 精肉、加工 → 市場

 【植物肉】 :農業(豆類等)→ 植物肉工場 → 市場

 植物肉のサプライチェーンがかなりシンプルなことが分かります。

 結果、植物肉の方が農地面積あたりの生産量は数倍多く、将来的にはコスト(人件費、加工費、水、エネルギー使用量)も植物肉の方がずっと少なくて済むようになります。

 肝心の「味」ですが、膨大な研究開発費で細胞分子レベルまで分析され、現在でもかなりのレベルですが、将来は、本物よりおいしくなる可能性もあります。

 近い内に、高級肉、本マグロ、サーモン、ウナギ、本物同等のおいしさで、価格もずっと安く、さらに健康によい商品も出てくるかもしれません。

 そうして植物肉に抵抗のない世代が、成長する頃には、植物肉の方が好まれる時代が来るでしょう。

 世界的には食糧需給は改善するでしょう。

 日本は、人口減少により食糧自給率が改善し、農作業ロボットの進化等も併せると、食費は安く、より豊かになるでしょう。

 ただし、畜産、水産業は、植物肉の普及により需要が減少し市場規模が大きく縮小する可能性があります。

③交通分野:自動車、交通コストの低下が進む

 電気自動車の部品点数は、ガソリン車の数分の一で制御システムもシンプルです。また、部品(モーターやバッテリー)が規格化・コモディティ化しやすい特徴があります。

 そのため、パソコン業界のように新規参入が容易で、競争が激しく、蓄電池等の進化も早く、将来は、自動車一台数十万程度の価格になると予測されています。

 燃料代(電気代)も無料みたいなレベルです。

 そのため、各家庭の自動車の維持費用は、かなり軽減するでしょう。

 現在は、見栄で自動車を買う人が激減し、経済的な負担からも自動車離れが進んでいますが、超低価格化が進めば、ドアtoドアの利便性から、交通手段として自動車の需要は高まると思います。

 また、AI等の自動運転技術と合わされば、超低コストで、小型の路線バスを高密度で走らせることも可能になり、高齢者、過疎地において利便性は大きく向上するでしょう。

 他の交通機関、飛行機、船舶等も電動化が進み、輸送移動コストは安くなります。

 ローカル鉄道は、新交通システムのような、レールなしタイヤ車輪、自動運転というシステムの方が、架線やレールが必要なくなり採算性にプラスになると思います。

④住宅:超低コスト、高機能住宅へ

 2018年時点で、空き家数849万戸、空き家率13.6%です。2033年は27.3%が空き家になると予測(野村総研)されています。

 三軒に一軒が空き家になるとは、恐ろしい時代です。

 現状でも、僻地なら古民家がほぼ無料で購入できますが、上屋があることで、却って売れない状況ですので、将来は、防災・防犯のために、公共事業として更地にせざるを得なくなるでしょう。

 将来は、地方都市クラスでも、無料~数百万くらいで、100坪くらいの住宅土地を購入できる時代が来るでしょう。

 土地に建てる住宅ですが、現状でも超低コスト住宅商品で、内装設備一式込み(オール電化等)、平屋で10万円/㎡くらいのものからあります。

 ※外構工事等の付帯工事は含まず。

 これらは、地方工務店のべた基礎の在来工法で、品質レベルは不明です。しかし、60㎡の平屋住宅が600万で手に入るとしたら、驚異的です。

 その他、コンテナを改造したり、おしゃれなものもあります。(結構高い)

 コストと機能面で考えると、基礎の改良やユニット製造し現地に設置する等の工夫で、まだまだコストダウンと機能アップの余地があると思われ、今後、資本力のある企業が参入してくると、さらに安価で高機能な商品が出てくるのではないかと予想しています。

 地方都市レベルで、新築の一戸建て(土地付)が、数百万くらいから購入できるようになると思います。

⑤医療:技術の進化と医療費の低下

 医療業界は、予防、早期発見、治療といった全般での技術革新が起こっています。

 「予防」では、DNA診断により、各個人の病気のリスクや治療法の適否が事前に分かります。つまり、事前に健康リスクを知り予防ができるようになります。

 「早期発見」は、ウエラブル端末等で、血圧、脈、血中酸素など常時計測できますし、血液や尿1滴で、がんの判定や健康診断もできるようになれば、低コスト・手間がなくない毎月検査するようになるかもしれせん。

 さらに、エコーやレントゲン、CT、MRIなどの既存検査のデータをAIが統合して、人体を血管や神経レベルにまで完全にVR再現し、AIによる診断も可能になるでしょう。

 イルカは人体の中身まで見えていると言います。今後、超高性能化した家庭用エコーが登場し、クラウドでつないで、家庭で診察できるようになる可能性もあります。

 将来は、現状より遥かに早く正確かつ安価に、異常を発見することができるようになるでしょう。

 創薬や治療分野でも、ビックデータ、AI予測や遺伝子編集などにより、画期的な新薬が登場しており、難病も治療可能になりつつあります。

 将来、究極には老化を遅らせたり、若返えり薬も登場するかもしれません。

 寿命だけでなく、健康に活動できる期間が、ますます伸びてくるでしょう。

 以上のように、医療分野は、飛躍的な進歩とコストダウンが見込まれますが、結果として医療業界も安泰ではいられなくなるかもしれません。

⑥教育:学習効率の向上、低価格化、地域・経済格差の減少

 日本の教育のほとんどが、先生が授業で生徒に教える「座学」と「宿題、テスト」で構成されています。

 学習効率的には、「座学」の知識定着率は10%程度と非常に低いことが分かっています。

 義務教育は落第もなく、教育熱意が低い家庭では、習得レベルが低い状態になりやすいと言えます。

 一方、教育熱心な家庭では、以下のメカニズムで有名大合格を目指します。

  • 質×量(時間)の最大化:学習塾に通い、勉強時間を長く、かつ、プロ講師による授業
  • 受験の競技化:模擬テスト、小テストを頻繁に行い、順位付けにより競争心を煽る
  • 先取学習:高1で全過程を終わらせ、2,3年は受験勉強のみ(中高一貫校等)

 このメカニズムで幼少時からやれば、大体が有名大学に入れます。

 現状の教育熱心な家庭の教育費負担は、一人100万円/年という話もあり、親は重い負担です。

 上記を、生徒個人の意思で行うことは難しく、結局、高学歴は「親の財力と熱意」に負う部分が大きく、社会階層が分離、固定化されつつあります。

 また、こうして親が作った高学歴なので、大人になったら勉強しないし、自分で考えられない、組織に依存するだけの優等生を量産しているとも言えます。

 ところが、最近の学習教材は飛躍的な進歩を遂げつつあり、web上で、カリスマ講師の授業を好きな時に何回でも見れますし、ビジュアル、動画、図表を生かした教材によりイメージ理解が進み、かつ、ゲーム感覚で楽しめるもの、VRや双方向のものもあります。

 さらに、コストは月数千円のものもあります。

 大学教育や大人の再学習(リカレント)分野でも同様の傾向で、学習教材は、今後も進化し続けるので、収入や地域による教育格差は、縮小していくでしょう。

 ※家庭(親・子)の教育意識の差が、教育格差の大きな要因として残ります。

技術革新により生活不安は減少する

 現在の日本社会において、生活不安が大きな理由は、収入のほとんどが生活費(住宅、光熱費、交通費、食費、医療、教育費)に消える点が大きいと思います。

 将来は、技術革新により、生活費(住宅、光熱費、交通費、食費、医療、教育費)は大きく減少し生活余力が出てきます。

 さらに、それらの品質・機能も大きく向上し、生活が豊かになります。

 具体的なイメージとして、年収200万位の単身世帯は、地方都市で50坪くらいの土地に50㎡の高機能住宅に住み、エネルギー自給し、小型EV車を持ち、医療や教育も受けられ、それなりの生活ができるようになると思います。

 夫婦共働き、世帯年収400万の家庭なら、100坪の土地に、床面積100㎡くらいの高機能住宅に住み、子供に高度な教育を受けさせることも可能になります。

 広い庭、家庭菜園等もできるし、かなり優雅な生活レベルです。

 老後も含めた生活不安はかなり減少するでしょう。

 また、国家単位で考えれば、技術革新により、国の医療等の社会保障負担も軽減し、食料・エネルギーの自給率が世界的に向上すれば、紛争も減少し、安全保障上のリスクも低減すると思います。

 そして、国家財政的にも余裕が出てくる方向にあり、明るい未来と言えるでしょう。

 ただし、技術革新の恩恵を日本社会が得られた場合です。

 これほどIT技術が進歩したのに30年間ゼロ成長の日本です。

 前記の技術革新の分野の多くは、国際競争に晒されない巨大な既得権分野です。

 技術革新の恩恵を国民が受けるということは、逆に、既存システムには不利益であり、メンバーシップ型組織を維持できなくなる危機です。

 想定される政策としては、「絆、家族、競争より共生」などと唱えながら、日本的ジョブ型雇用など「やってる感」を出しつつ、メンバーシップ型雇用と既存システムを保護するために、補助金や助成金をばら撒き、技術革新の普及に対しては、様々な規制強化や税導入等の妨害政策を取ると思います。

 そこに外国人労働者の導入などを図ったら、日本の低所得層は、技術革新の恩恵を得られない上に低賃金競争さらされ、悲惨な生活になっていくと思います。

 これからの皆さんの選択次第ですが、そんな未来になる可能性が高そうですね。

将来の日本の有望な産業、働き方

 現状の外国からみた日本の大きな魅力は以下のものです。

  • 食べ物がおいしい、世界中の料理を楽しめる
  • 安全、治安がいい、金持ちが一人で歩ける、親切
  • インフラ(交通機関、上下水道、電気、医療)が整備されている。
  • 観光地が多い、独自文化、自然、気候もよい

 日本が経済的に没落すると、そこに「安い」という魅力が加わります。

 金持ちにとって日本は「暮らす」には天国みたいなところになります。

 ※働く、稼ぐには最悪かもしませんが

 現在でもアジア(中国、東南アジア、インド等)だけでも富裕層が3億人はいます。

 将来は、富裕層が倍増する上に、世界的に高齢化が進むことから、世界中の高齢富裕層が数億人規模になります。

 また、世界的にリモートワークが普及し、好きなところに暮らせるようになった人口が、全世界で10億人を超える規模になると思います。

 もし、世界中の「高齢富裕層」や「リモートワーク可能な外国人」の10数億人の内、数百人に一人が日本に長期滞在するだけでも数百万人規模になり、それぞれ毎年何千万円も日本で消費すれば、毎年何十兆円も日本に落ちる計算になります。

 長期滞在外国人は、既に仕事をもっていて、外国で稼いで日本で消費してくれるので、日本にとっては、大変ありがたい存在になります。

 将来、外国人富裕層やリモートワーク可能なビジネスマンの長期滞在ニーズが増えるでしょう。

 そのため、富裕層向けの長期滞在リゾートや高級老人施設が、有望な産業になると思います。

 現状の、地中海沿岸のリゾート地みたいな感じでしょうか。

 日本人の若年の最優秀層は、収入のよい外国で働くか、外資系企業に就職するか、フリーランス・リモートワークにより外国企業で働くといった感じを目指す人が、主流になると思います。

 若い内は、海外で稼いで、40代くらいまでに早期リタイアして日本で暮らすという感じを目標とする人が増えるでしょう。

 語学力と、外資系で働くための専門スキルの有無が重要になります。

 そんな感じで、日本の産業競争力が落ちても、外国人富裕層相手の観光業や、海外への出稼ぎで、なんだかんだで、外貨は稼げると思います。

 ※植民地みたいで情けない感じはしますね。

インフラ・建設分野の重要性

 今後、全世界で「高齢化した富裕層」、「リモートワーク可能で好きな所に住める人達」が10億人以上になります。

 日本国内でも、リモートワークにより居住地の制約がなくなる人口が、数千万人を超えるかもしれません。

 人類史上、地理的な制約から解放され「好きなところで暮らせる」初めての時代です。

 それらの人々は、魅力的な居住地(安全で、暮らしやすく、快適で、面白く、安い)に移動していきます。

 「居住地 = 消費地」ですので

 より魅力のある地域には、世界中、日本中の人が集まり、消費の恩恵で経済も潤います。

 生まれた活気が、さらに人を惹き寄せ、ますます繁栄していきます。

 一方、魅力を出せない地域は、人口減少に歯止めがかからず、衰退していくでしょう。

 地方都市クラスで、破綻、消滅といったことが、頻繁に起こるかもしれません。

 「居住者獲得」が世界的な競争になります。

 日本は、「居住地の魅力」の競争力は高いですが、他国にも魅力的な地域はあります。

 また、日本国内でも地域間、都市間競争があります。

 日本が経済的に衰退していくのなら、せめて、「居住地の魅力」競争にだけは勝たないと、本当にじり貧になっていってしまいます。

 今後は、地域の魅力向上のためのインフラ等の再構築が重要ですし、ユートピア的な都市作り、スマートシティ的な本格投資も必要になります。

 インフラ投資や建設分野は、今後、日本の繁栄のために重要なファクターになると思います。

おわりに

 日本の将来について、悲観している人も多いと思います。

 個人的には、日本の将来がこのまま衰退していっても、技術革新の恩恵と、海外出稼ぎや「東洋不思議の国」的な観光ポジショニングにより、国民生活は悲惨な状況にはならないと楽観しています。

 ※悲惨になる可能性は捨てきれませんが

 ただ、かつてはジャパン・アズ・ナンバーワンなんて言われたり、これだけノーベル賞受賞者を出している国です。

 社会のセーフティネットを強化した上で、メンバーシップ型雇用を卒業し、転職や起業など挑戦するほど得する社会になれば、埋もれていた人材が活躍しだして、技術革新の最先端を走り、別次元のユートピア的な未来もあると思います。

 そう思うと、勿体ない気がしますね~

 日本国内のビジネスチャンス的には、海外で普及した新技術を日本市場にカスタマイズして展開するようなイージーな稼ぎ方は無数にあるはずです。

 また、建設分野においては、今後、世界的な居住者獲得競争に勝つために、インフラ再構築やユートピア的な都市創造といった仕事がたくさん生まれる面白い時代です。

 経済的に没落した未来の日本も、意外にもビジネスチャンスに溢れています。

 個人的な幸福論として、人生とは、生きた時間の「充実度」や「面白さ」だと思います。

 安定と、地位やお金なんて必要以上にあっても、幸福にはならないと思います。

 医療の進化で、人生、三毛作、四毛作できる時代が来ています。

 将来は、意外にも面白いことに溢れているのだから、いろいろ挑戦して、楽しい人生を送りましょう。

 応援しています。